風に吹かれて


ノーベル賞をとったボブディランはロックミュージシャンなのか。いやフォークシンガーか、それともブルースシンガーなのか。分類するというカテゴリ分けは物事を理解するために必要不可欠なものなのだが、ときにその分類が理解を邪魔してしまうこともある。ディランのそのときの魂がロックならロックだし、フォークならフォークでブルースならブルースでいいのだ。

テニスで『スライス』というショットがある。このショットとして分類されているスライスはあまり意味をなさないと感じている。私が師匠から教わったスライスは打ったボールの軌道が『スベる』ということを指しており、ショットの分類や名前ではなく打った軌道のことだと考えている。そして、その軌道に意図や罠や戦術を織り込んでいく。それがディランの魂と同じで、その魂がスライスならスライスだし、その魂がなければスライスでもなんでもない。

スタートとゴールが大切なことは否定はしないが、その過程である経由地点や辿ってきた道筋の方が気になる性分で変えようがない。だからショットとしてのスライスの練習なんてしない。本当に大切なのは軌道(過程)と、それに織り込む魂だと思っているからだ。そういえば、昔大阪のテニススクールにいた頃、このスライスの軌道についてちょっとしたくすぶりのネタがあった。(個人的には中川家の環状線ネタぐらいの作品だと思ってる)それを最近また引っ張り出してきてレッスンしたらみんな上手くなってきたからとても喜んでる。

久しぶりの投稿を読んでくれてありがとう。ディラン風に言うなら、少しの間、風に吹かれてたから。

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