ただ前を見たいだけ


将棋の格言に『一番強い手が最善手というわけではない』というものがあります。恐らくは羽生さんが言った言葉だとは思うのですが。その羽生さんが著書で将棋に最も似ているものとしてテニスを挙げられていました。『一番強い手』には綺麗だとか力強いフォームも、ボールの速度も、敵のいないところへ打つというようなことも含まれていると思います。それはそれで打てれば悪いことではありませんが、相手があっての将棋でありテニスな訳ですから、自分だけじゃない限りはすべての物事においてこの格言は当てはまるのではないでしょうか。

昨日は久しぶにに練習に顔を出した学生コーチと練習したのですが、試合をした後に色々と質問されました。(質問の内容自体は前向きな質問)けれど、あまりしっくりとは来てないようでした。自分でいうのも変ですが、私の説明に問題があったわけでもなく、聴いてる子に問題があったわけでもありません。それでも分かり合えないのは『一番強い手』を打ちたい人に対して、その時々での『最善手』がなんなのかをいつも考えてる人がわかり合うのはとても難しいことです。(これは仲良しとか信頼関係があるとはまた別問題)

同じ将棋界の升田幸三先生が『将棋は人生だ』『その人生とは話し合いだ』とおっしゃられていました。テニスを人生に結び付けれるほど、私はテニスを理解していないので大それたことはいえませんが、私なりの私レベルに落とした言い回しなら『何事も一人ではできない』というようなことになるでしょうか。

だから『待つ』ということと『どこを見たいか』を大切にしていこうと思います。

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