目の強さ(研究途中経過)


夏にみんなに隠してる問題があって、それを路地人さんに相談したときに指摘されたのが『目の強さ』だった。それ以来ことあるごとに『目の強さ』について考えてる。ただ24時間ずっと考えてるわけじゃない。そんな考え方したんでは何も浮かばない。それよりも、今は将棋の竜王戦が行われている。しかも対戦カードは羽生永世名人と渡辺永世名人の戦いとあってテニスのことより興味を持って見てるときもある。

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今年の竜王戦がこの二人のカードに決まったので、早速二人の著書を読み返した。

どちらの本に書かれてる共通点として『勘』のことが出てくる。羽生さんはそれを『直感』ではなく『直観』というように、お互いの『勘』というのはお互いにみえてる世界なんだと思う。そういうところから将棋というのは実力が均衡していると意外に時間の使い方で勝敗が決するときがあることを考えた。時間がなくなるというのは誰もが追い込まれてミスをする。けれど私は事務的な締め切りのある仕事は期限ギリギリにやる傾向がある。時間がありすぎると集中できなくて逆にミスが多いからだ。そういう矛盾について考えてるとある本に出会って読んでる。

まだ全部読んでないんだけど、内容が面白くてある仮説が頭に浮かんだ。集中しないと見えないものもあれば、集中しすぎると見えなくなるものもある。ゆとりがないと見えないものもあって、ゆとりがありすぎると見えなくなるものもある。

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集中が欲しければ、ある程度追い込まれるような環境にないといけない。逆にゆとりがいるときに追い込まれる環境にあると難しい。その時々でちょうどいい塩梅が環境や集中、ゆとりというものにあるのだろうと思った。それを竜王戦を戦う二人の見てるところとして考えるとこうなった。

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こんなこと考えながら竜王戦を見ると面白いと思った。ずっと集中してることがいいわけじゃないから、対局中でもわざと遊んだり、深く考えないようなゆとりを作ったり、時間をわざと減らして追い込んだり、わざと時間を使わなかったりといろんな駆け引きがある。

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目の強さってのは、そういう集中、ゆとりで見える領域や、時間軸としての欠乏や余裕といったものから出るのだろうと今は考えてる。これをもとにテニスでもいくつかの場面で考えないといけないのだと思う。

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今までもいろんな矛盾があった。体調が万全のときに最高のパフォーマンスが発揮されるとは限らない。むしろそんなときにポカをする。逆に少し疲れてるくらいのときに パフォーマンスが高い時がある。けれど疲れが溜まった状態はそれに比例してパフォーマンスも悪い。私自身の経験としても今までで最もパフォーマンスが高い試合をしたときは、膝を怪我してた。柔道の山下さんや古賀さんが怪我をしながら金メダルを取ったのは強い精神力があったのかもしれないが、それがかえって見える領域に対していい方に転がったのかもしれないとも考えられる。

時間はありすぎてもいけないし、欠乏しててもいけない。

ゆとりもありすぎてはいけないし、欠乏しててもいけない。

集中もしすぎてはいけないし、欠乏しててもいけない。

お金もありすぎてもいけないし、欠乏しててもいけない。

自由もありすぎてはいけないし、欠乏しててもいけない。

 

 

 

目の強さ(研究途中経過)」への4件のフィードバック

  1. 少し論点とずれているかもしれませんが、
    30分タイムマッチの試合の時はいつもよりその人の人柄がでていて、
    個人的に人間観察しながら試合できて楽しかったです。笑

    返信
      1. 団体戦の予選で、1セット30分マッチでした。

        取得ゲーム数の差に応じて勝ち点方式でチームに加算されていきます。

        最大30分と限られた時間のなかで、
        試合のルールは公式ルールと同じです。

        どの試合を見ても、コートチェンジの時間もみんな早くなっていましたし、
        各ポイント、ラリー数を見ていてもどこか焦りのせいか、
        自滅とか単発ミスでポイントを取るのがメインになっていたように思えました。

        どういった展開でポイントを取りたいかは決まっていても、
        わざとじらしてみたり、
        わざと早めてみたり、
        イライラし出す相手だったり、
        ペアを見捨ててしたいことしたり。笑
        宮本武蔵の伝説みたいですね。

        この記事でも、時間の使い方に関して記述してありましたので、
        似てる気がしたのでコメントさせていただきました。
        相手の時間の使い方を読み取るのは難しいですが、楽しいですね。

        返信
        1. Fitzgerald13 投稿作成者

          例えば自分はフォアハンドが武器のプレーヤーだと思ってる。だから回り込んでフォアで叩く展開にしたいと思ってる。けれど、相手は得意だと思ってるフォアハンドより、不器用なんだろうけどバックのクロスラリーをコントロールベースでやってこられる展開が嫌だと思ってる。相手が自分にどうされると嫌なのかってことを当たり外れは別として考えてる人って少ないような気がする。時間マッチも早くポイントを取りたいと思ってるのは自分。けれど、相手にとっては焦らず来られるのが嫌だと思ってるってことはよくある。

          結局は出来る人ってのは自分のことだけ考えてりゃいい。けれど出来ない自覚がある人ってのはそうはいかない。時間マッチでそういった自惚れみたいなもんが出ちゃうんでしょうね。宮本武蔵は自分を出来る人だとは思ってなかったクズの精神があった人なんでしょう。だから相手が見えた。

          返信

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