/* nobunaga-アルゴリズム-*/


昔、僕のUSBには『nobunaga』という名のファイルがあった。僕自身は学がないから、賢い子たちに頼んで作ってもらったシート(複雑な計算式やシートプログラミングしてあるもの)があった。タダで作ってもらう代わりにバックハンドの逆クロスへのハイボレーを教えてあげたっけなあ。

 

「これから言う年月を紙に書け」

と信長は居並ぶ母衣衆を前にして言った。

「天文二十二年八月、弘治元年七月、弘治三年八月」

「分かるか」

と信長が簡潔に問いかけた

「川中島での三度の戦いかと存じます」

と佐々成政が答えた。

「左様。他に何か気づかぬか」

と信長が言うと

「全て夏頃か初秋と言えるのでは…」

と合戦名や季節だけで信長は納得せずに、多少機嫌を損ねはじめる。

そこで末席に座る木下藤吉郎が答えた。

「すべて農閉期でございまする」

 

これが若き日、信長の部下育成研修の一部である。火縄銃の玉交換の時間計測、槍の長別による戦いの有利不利など全てにおいて現実を素材にした実験を行い、敵軍の情報を集めすべてデータとして把握し分析を行う。この情報処理能力を信長だけでなく部下にも求めた。

秀吉や家康は信長から、この情報処理能力(アルゴリズム)を学んだのだと思う。ただ、あくまで段取りであり手順という手段でしかなく、それを天下統一という目的のみに使った秀吉、徳川家の永遠の繁栄のためにだけ使った家康ということで、目的は不純であっても情報処理能力があれば、その目的を達成することができるということを信長は証明して見せたんだと思う。

信長は歴史の授業で教えるべき人物ではない。算数と理科と体育の授業で題材にすべき人物なのだ。ましてや小学校からプログラミングを教えるのなら、いうまでもなく。

追伸:

路地人さんだけが見抜いてるんだろうけど、テニスだけでなく最近の僕の捉え方が下手になったのも、サーブが怖くないのも、僕の昔の信長のような目をしていないからだろう。

 

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